こんにちは、AM☆太郎です。突然ですが、住んでいる部屋の室内ドアのレバーが折れました。住んで3年目ですが、築15年以上のはずなので樹脂の劣化でしょうか。レバーを固定しているボルト穴からクラックが入って折れたようです。せっかく3Dプリンタがあるので、似たような形状を作って使うことにします。
採寸
折れたのはリビング出入口のレバーですが、他の部屋にも同じレバーが使われていたのでそちらを採寸することにしました。ちょうど工具一式が手元になくて、直尺で内外系を測ると言う、エンジニアとしてどうなのそれ、という精度でやっていきます。
嵌合部
ドアレバーは、ドアを貫通する金属の角棒を、両側から角穴の開いたレバーで挟むような感じでついていました。つまり。この角穴のサイズこそが唯一の機能的なジオメトリなのです。でも、ノギスがないので適当に測ります。棒が入らないのはヤスリも何も手元にない今、避けたいところです。なので、穴のサイズは広がる方向に、軸のサイズは狭める方向に数値を丸めます。そして、X-one2を買って初めての造形だったのでどのぐらいどっち向きに誤差が出るのかわかりません。わからないから調整しない、というスタンスで初期設計の寸法で造形します。
レバー完成・取り付け
できました。3Dプリンタめっちゃ便利。仕事以外で初めて使いました。さて、早速取り付けてみます。うっすら心配した通り、角穴(□7.5で作りました)がきつくて金属の角棒が入りません。穴サイズを広げて再度造形するのは面倒なので、金属棒をバーナーで炙って入れます(良い子はマネしない、もしくは火傷や火事に十分気をつけて自己責任でやってください)。暑くなった金属棒は、角穴を溶かしながら収まりました。
スライサーの設定
全部デフォルトです。すみません。怠慢じゃないんです。X-one2初めてなので実力がわからなかったので・・・・。そしてX-one2はほんといいやつです。使いやすい。
レバーの3D モデル
ニーズがないけど、せっかくOnshape(無料のクラウド3D CAD)で作ったのでデータを置いておきますね。角穴は□8に直してあります。
・Onshapeのデータ