フィラメントはSUNLUにしてみた
AM☆太郎です。X-one2を購入すると、500gのPLAのフィラメントが付属していきます。色はランダムのようです。私のは赤でした。というわけで、追加でSUNLUというところの白のフィラメントを1kg発注しました。
Amazonの口コミで選びました。造形はなかなかいい感じなのですが、スプール(糸巻き)の内径が、純正のより大きい(純正がΦ60くらい、SUNLUはΦ73ぐらい)です。
設計仕様
A-one2はスプールをサポートシャフトという軸で背面に取り付けるのですが、サポートシャフトの一番太いところ(Φ70くらい)より穴が大きいのですっぽ抜けてしまいます。なので、純正スプールと同じ内径(Φ60)で、SUNLUのスプール穴径が外径(Φ73)のカラーみたいなもの「スピンドルアダプター」を作ることにします。
その他の要件定義
あいかわらずノギスがないので、定規でもろもろを測ります。計測精度がでないので、ただの円筒形状ではなく、外径を円錐状にして調芯しつつ外径精度をごまかすようにします。
最外径はシャフトのハンドル径と近いと、回すとき指が当たって使いづらそうなので、がつんと大きくしておきます。
あとは、SUNLUスプールの厚さより長さを短くすることを忘れないようにします。
それと、とば口(アダプターにシャフトが入ってくる口)にテーパを付けます。ハンドルの根元がテーパというかフィレットがついてるので、その角度に合わせたいのですが計測できないのでなんとなく。
ビルドプレートからの取り外しを考慮
アダプターの大径をビルドプレートにくっつける向きで造形しようと思うので、造形後の取り外しがしやすいように、スクレーパー(へら)を差し込む面取りを付けておくことにします。
完成→使用!
テーパーで調芯しつつ、押し込み量を変えることでスプールの回り具合をいい感じに調節できています。いつもどおりOnshapeで作ったモデルを置いておきますのでご参考に。SUNLUだったらそのまま造形すれば使えます。
・Onshapeのデータ